2009年9月17日木曜日

伝統技法

090917_1109~01.jpg最近は樹脂で固めることの多い砂利の塗り物。
しかし今回の小倉南区企救丘「門の庭」では左官の伝統技法、黒天山一分洗い出し仕上げ。

ただいま仕上げ中。仕上げは全て職人の腕にかかってます。左官屋さんも二年ぶりやるとのこと。それほど少なくなってる技法。粋に仕上げましょう。


2 件のコメント:

  1. Uさん、ありがとうございます。
     建築にも造詣が深く、こだわりとセンスをお持ちのUさんにここまでの高い評価をいただけることを大変嬉しく思います。
     職人さん達とも、打ち合わせやお話からくみ取った全体の雰囲気、トータルバランスを話し合いながら進めてまいりました。左官屋さんも気合いを入れて最高の仕事をしてくれました。
     ご予算が限られるのはどのお客様も同じです。その中でご提案を変えていくのですが、最終的にどこにお金をかけるのか、どこを削りどこを残すのかは施主様が決められます。正直ここだけはこだわりたいとの思いが私たちにあっても通らない場合もあります。しかしここだけははずしたくないという部分をUさんのほうから「ここだけはやりましょう」と、多少予算オーバーでも採用してくださり、本当に嬉しかったです。
     打ち合わせからずっと楽しい現場でした。仕上がりも私自身大変満足行くものになっております。もう少しで完成です。こちらこそ最後までよろしくお願いします。

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  2. 門の庭 施主2012年8月1日 13:29

    泊さん、職人方々お疲れ様です。
     左官の伝統技法、黒天山一分洗い出し仕上げ・・・・・こんなに荘厳なものとは知りませんでした。
     おしゃれは足元からといいますが、住宅の足元部分が引き締まると建築としてこんなに美しくなるのかと再確認させられました。黒は一見控えめな色ですが、エッジ部分が完璧なまでに直角に仕上げられた黒光りの砂利が存在感を増しています。どうやったらあんなにきれいな直角になるのか作業をよく見ておけばよかったと後悔しています。職人さんの苦労を察します。また、駐車場部分のコンクリート土間の目地の入れ方で、デザイン性がより増し加わっています。見ていて惚れぼれします。これに電灯が付いたたらと考えるとほんとにワクワクします。子供たちもさぞかし楽しそうに通塾するかと思います。
     最初に書いていただいたプランのラフスケッチには大きなインパクトを受けましたが、実物は想像以上でした。限られた予算を最大限に生かす知識の深さとこだわりとセンスに脱帽せざるおえません。
     日々興味深く作業を見ながら、勉強させてもらっています。残りわずかですが宜しくお願いします。
     
     

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